優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

わたしの芯

朝の雨も

ひとやすみ

陶器街を訪れた


店の奥

ガレージにたどり着いたとき

母のかおりがした


元気だった頃

いっしょに

好きなもの

見せあって

笑ったところ


近くのぬるめの温泉と

ハーブのカフェ


海をやっぱり眺めて

いっしょに

思い出を写したね


遠慮がちに笑う

母がよみがえって

寂しくなる


強く生きた母

背中をみて

学んだこと


わたしの芯

母が一番

わかっていた