優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

わたしの冬

霜が降りて

なにもかも

凍ったような白い朝


オレンジの光が

大きくなり

ゆっくりゆっくり

あたためられていく


少しずつ

体が軽くなり


動き出した思い

曲げずに

まっすぐにと

澄みわたる冬空に

決意する


生命力

ほんとうは

冷たさのなか生きている


信じられるところ

頼りに

冬色をわたしらしく