優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

枕元の猫

先に変わらないで

いたかった


しがみついて

はなれないつもりで


気持ちは

同じ場所には

いられないで

気まずくなる


動いてみようか

勇気をもって


固まったからだが

やわらかくなる


動き出す準備

尖った言葉が

勢いになる


優しさ忘れて

どこに行きたいのかい?


行き着いて

強くなれば

離れないまま


長いこと

同じの馴染み深い場所


変わることも

同じことも

もう決まっている


穏やかな道にでて

眠くなる


目覚めたら

枕元に猫がいて

疲れた私を

癒していた