優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

桜餅

バスの窓から

眺めてた

道の角のちいさな

お餅やさん


店の外にある

飾り窓


いつも花瓶に

季節の花が

かざられていた


ドアをくぐるのは

二度目

3人はいったら

いっぱいなお店


おはぎがおいしいのよって

道行く人が

はなしていた


ていねいにまるまった

おはぎと草餅

季節を先取り桜餅


しずかで

ゆったりと

お餅にかこまれて

うれしくなった


外にでると

風と雪

寒いけど

寒いから


うちに帰ったら

お茶で

あたたまろう


春はまだ

桜の名前を

楽しんだ