優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

風がゆれたら




知らない道

しだれ梅に出会い

まよいながら


はじめての

和菓子屋さんを

見つけられた



お彼岸に

お花におまんじゅう

そして

優しい父の笑顔の絵


どれも

おだやかに

こころにしみわたる


父には

今でも見守られている

そう感じられるほど

信じられるようになった


やはり

小さな頃からの

教えは大きい


父は今日も笑っている

かすかに

風の揺れる音がした