優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

桜模様

薄日でも

うれしい


花と語れたらと

風の中

言葉が通り過ぎる


いつもより

ゆっくりにして


あふれるピンクを

愛でてみる


知らずに

たどり着いたところで


花に囲まれ

空気が変わる


空が花びら模様

浮き出た形を

私だけの1ページに


ほかには何も

思い浮かばない

わたしと桜だけだった