優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

盛夏の雲



あのとき

助けられたら

そばにいられたら


夏の夕暮れ

忙しすぎて

見落とした

大事


かぜが

今年もよい香り


きっと今は

笑ってくれている


麦茶を何杯も

のみながら

あつかったすべて

いやしてる


不思議なつながり

信じて


鏡の面影

厳しい声

優しい笑顔


盛夏の雲が

さびしさを

連れ去ってくれる