優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

雲とひかり




雲の端を

ひかりをまちながら

ながめていた


あのとき

くるしさから

逃れられたのは


くらい雲のなか

希望のやさしい日が

ぼんやり

うかんだからだった


つよすぎて

破れた一直線の思いは

修復しながら

やわらかくなり

ほそく

しなやかに変わったけれど


こころの底は

あついまま

勇気の降る空を

望み続けている


わき上がる思い

かたちにして

繋がる明日

よいことばかりと

信じている