優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

雀のあつまり


柿の木あたりに

雀がたくさん

あつまってきていた


窓越しに

見下ろした


にぎやかで

楽しげにたたずんでいて


雀が実になったように

あちらこちら

ずっしり

重みを感じた


初めて見る

雀のあつまり

何か引かれるものが

あるのか

私も目が離せなかった


雀の世界

鳥の世界

近づけない

遠くからそっと

眺めて

のびのびした姿を

目に焼き付けた