優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

きれいな色




派手さのない

花が咲くところ


遠くの華やかさには

なかなか

たどりつけなくて


それでも

素朴さ

よいものだよ


今年の春

いつかの春とは

比べないで

新しさ

楽しもう


進んだ時計

かぜによって

運ばれる便り


わたしも今を

しっかり見つめて


飾らないけど

きれいな色を

ひとつ

みにつけてみる