優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

ペイズリーのブラウス



母に贈った

淡いペイズリーの

ブラウス


ときどきだけど

一緒に出掛けるとき

着てきてくれた


母の好きなもの

贈られていたときは

うまくいっていた


いつからか

わたしの一生懸命が

届かなくなって

すれちがってしまった


大切なのは

気持ち


わかってはいても

なかなか

伝えられなかった


寂しい思いさせて

ごめんねって思う


いまは

苦しみもなく

しあわせに

しているよね


ときおり

母に似ている自分を

笑うよ


応援したくなる

わたしになれるよう

がんばってみるよ