優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

守るのは自分



電車通学を

始めたばかりの

とき


まだ無防備で

よく知らない

隣り合わせの人と

お話しをしたり

していた


席を譲ったり

降りる駅を教えたり

人生について

すこししかられたり


まだ若かったから

すべて信じていたから

できたのかな


いまはもう

だまって

電車に乗っている


みんな

忙しそうで


わたしも

世の中も

かわったのだね


人懐っこい思い出

いろいろな人

守るのは自分