優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

地道な幸せ



わたしに

にあわない服を

選んで


鏡の前

これで良いのだと

信じていた


華やかさに

あこがれて

無理をして

笑っていた


疲れて

元通りに


また

めだたない色を

選んでみて


似合うかより

落ち着くことに

気がついた


負けたのかも

知れないけれど

地道な幸せの道

のびていた