優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

またいつもどおり


まだ早い

静かな海を

ながめていたとき


心が

遠くなって

さびしくて


なにも

話せなかった


隣にいても

世界が別れていて

横顔も

見られない


私と海と

空だけ


悲しくなる手前

思い出した笑顔に

救われる


やさしさを

捨てないで

いてくれたんだね


歩きだした海岸通

せつなかった海

ちょうど良い心の距離

さがして

それでも今日は

またいつもどおり