優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

夢の色



青さ広がる空に

遠くから

糸のような雲が

つぎつぎ

やってくる


すがすがしい色に

昨日までの

くすんだこころ

入れ換えて


ふっきれた

またすこし新しい私


ひとつを

のりこえて

またひとつ


まちがえた理由

ほしかったもの


今日から

めざすこと


かすかな笑み

みのがさず

これでいいのだと

自信にする


変わる季節

希望もふくらむ

夢の色が

見えてくる

通過点


みんなとわたし

同じでは

ないから


ちがうところで

うまくいくかも

しれない


だれかが

認めてくれたら

きっと

もっとがんばれる


理想と現実

ギャップに

苦しみながら


通過点、今を

受け入れて

負けないようにと

すこし

力を込める


たとえ

違うところに

行きついても


幸せは

探しつづけて

いられるよね


神様のいたずら

いまは

みえなくても

いつかきっと

春の風の後



春の嵐

吹きわたる

強い雨風


ガタガタと

騒がしい夜を

越えて


あたたかさと

清々しさの

すこし静かな

朝がくる


現実逃避の

言い訳は

いっしょに

吹き飛んだかな


清らかな青空を

まちながら

再び決意


季節が変わる

私も変えて


まだ見たことない色と絵に

あえるよう

ねがいつづけてみよう