優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

ちいさなひとつ

朝の空は

ほんとうに

もえている

炎のようだった

こわかった


自分の目だけに

うつした


空を何度も

見上げてしまう日


安心や

きれいを

すぐ見つけたくなる


まちながら

さがしているもの

あせらず

必ず


求めていれば

いつか

叶えられると

信じて


ちいさなひとつ

積み重ねて

おだやかに



赤いお花

寒くてなのか
うちには
お花が少ないね


大好きな
お花やさんへ
いってみよう


夕暮れがはやくて
冷えてきたね


お店のなかは
華やかキラキラ


かわいいお花に
うきうきするよ


ちいさいポインセチア
選んで
寄せ植えしてみよう
明日あかるくなったらかな


はやく
植えてしまいたいね
夕暮れに
明かりがともる
赤いお花
情熱の色
クリスマス色





翌日、
寄せ植えしました。


透き通る思い

朝のひかりが

前方に

いっぱいに

かがやいている


つめたい空気も

すがすがしくて

きれいを感じて

よみがえる


古いよごれを

入れ換えて

新しくしたい


わたしが忘れても

離さない思い

生きていて

意味を成す


救って

救われた絆と

ずっと

深く響きあって


冬空を

きざみながら

透き通る思い

つないでいたい