優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

少しの笑顔



のんきにしていて

そういえば

やらなくちゃ


きちんとを

教えてくれた両親


だれかが

わたしに

忘れていること

思い出させてくれる


父と母の

香り


もっと

怖いのかと

思っていたよ


空に向かって

はずかしくないよう


ありがたいお言葉

胸にしみじみ


姿勢を正して

わたしを

整え

涙をふいて

少しの笑顔


夢色の紐


深くから
じわじわと
あがってくる熱


ほそいなにかを
通って
つめたくなった空気
あたためる


岩に囲まれた
光は
長い間
鍵と鎖で
閉ざされていて


開けられたのは
夢のお告げ
闇から
救われる


忘れられていた
約束
もう一度


澄みわたる空
心に描いて


きゅっと結ぼう
夢色の紐
ほどかないで
ずっとそのまま


いっしょに


分岐点

選んだ道は

正しかったのか?


ただ

前を向かなきゃと

歩いて


つかれて

ひと休み

ずいぶん歩いたなぁ


すこしさきに

合流する道が


どの道を選んでも

ゴールはひとつだったと

知る


わたしのあるくところ


光をさがして

笑顔を呼んで


涙を

喜びにして


見上げる大空に

夢の地図

まよわないよう

いっしょに