優登日の箱の中

やさしいことばをあつめて、箱の中に入れるようにして大切に届けられたら良いです。

支え



厳しさが

こわくて


にげたくて

できなくて


むきあいながら

ちいさく

固まった


おおきく

のびのびを

夢見ていたけど


支えとなった

言葉は

忘れなくて


いまは

てばなさず

大切にしようと

ぎゅっと

にぎる


ゆっくりの時間

つらいのは

もういやだね


飾らない心は

和となり

わだかまりだけ

わすれられる

蝶のブローチ



飾る余裕

残らずに


むきだしのまま

のぞんだ


きらびやかな

横顔を

なんども

なみだをふいて

祝福した


ちいさな素朴な

花と

おおきなひろい

空と

みんなと同じ

私にも


いいんだ

これで


なんども

言い聞かせた


壁はあついし

高いのだけど


いつしか

知らぬ間に

窓ができていて


光が

やってくるように


蝶のブローチを

つけてみたこと


たぶん

それが合図


静かな秋風が

清らかな音

届けてくれて


止まった時計

また動き出した

初めての絵



だれかに
助けをもとめて
弱かった


つらいとき
もらった言葉
たくさん


いまごろになって
やさしさに
素直に
感謝できる



長く長く
まちがえたまま
ずっとずっと
苦しいまま


ひとりで
ひとつだけ
のりこえてから
わかってきた


いきいきと
のびのびと
できる仕事へ
まっすぐ


夢を思い出すと
初めてみる
印象的な絵


強さと弱さが
バランスよく
感激を呼ぶ


美しさ
涙ながらかみしめた