優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

夏の花を


縛られることは

なかったけれど

よくわからなくて

迷ったりした


続ける意味なんて

考えたこと

なかった


人と比べたら

あまりにも

不器用で

恥ずかしくて


やらなくても

よいときは

うれしかったりして


でも

やめない道を

歩くしかなかった


味わいとは

人それぞれで


だから

わたしにも

ときどき

応援の風がやってくる


ひとりじゃないから

やってみようと

思うことができる



大粒の雨

涼しくて

残りのあつさ

みえてくる


夏の花を

わたしなりに


ぬれた地に

まっていた

晴れ間

ちいさく光った