優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

やまを越えて

夏はもっと長いのかと

思っていた


涼しさに

ホッとはするけれど

名残惜しさも

あつさ厳しかった日々を

振り返る


ふらふらしながら

やっと外へと出て

元気に生きている

虫たちに

励まされていたよ


新しい気持ちに

助けられて

前を向いていられた


母や

父と過ごした夏

もっと優しくかわった


新しい夏も

すこし色が柔らかくなる


乗り越えた

うれしさを

未来へ

つなげて

わたしの力に

できたらよいな