優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

自然の音と

秋が見えてくる

涼しい雨の日


無邪気に

戻りたくなるけど

もう無理だと

知らされる


わたしを

小さく

冷静に

整えて


ここから

前に進めなくては


悲しもうかと

していると

ほんとうのやさしさが

近くにやってきて


やわらかくなり

あたたまる


時はしあわせへと

流れていくのだよ


涙はもうかわいて

雨もひとやすみ


セミはどこへ?

耳をすませてみると

ジョウビタキが

やってきていた

虫のかすかな音色


自然の音のなか

もっとよいこと

呼んでみよう