優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

またいつもどおり


何もかも

忘れてしまえると

勘違いをした


逃げただけの

ところから

とぼとぼ

戻る


近くには

虫の声

遠くには

稲刈機の音

風にのって

緑のかおり


まちがえて変えようと

したところ

元通りにして

わたしの弱さを

見つめてみる


いつもを

続けるのだなあ


遅れた青空

秋の雲

不思議な絵

探す喜びを

いっしょに