優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

灯りをともして

薄暗い空

風が鳴り

鳥たちが叫ぶ


もうダメなのかな

口癖になっていた


抜け出せたのは

雲からの

思いがけない光


わたしの目の前を

すこしだけ

明るくして


もうすこし

頑張らなくてはと

希望となる


誰かの真似を

しても

浮かばない


ここから

生き返って

また

あの日の約束


あたたかくして

灯りをともして

あきらめず

待ちつづけるよ