優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

おばあちゃんからもらったもの



つよくなるよう

しっかりするよう

がんばったつもり


ある日

汚れた鏡を

みがくよう

言われて

悲しみながら

従った


なかなか

磨かれない鏡に

くすんでうつるもの


澄んだこころ

たいせつに

おもう気持ちは

忘れないでいようか


なにもかも

ちがうような

気がしたとき思った


寒くなると

にぎやかに過ごした

おばあちゃんのいえ

わたしに

くれたあたたかい言葉

思い出す


まちがえたら

やりなおして

覚えるよ


おばあちゃんの

おおきさを

しみじみおもう

寒いけど

じんわりあたたまる日