優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

寒さ緩む日



枝に

かこまれた空

冬の模様


寒さが緩んだ朝

こんな春のような日

うれしくなる


寒すぎたのか

花が少なくなって


わたしの体も

負けそうになっていて


ひさしぶりの

やさしい

日差し

きびしさから

解放される


つめたさを

ひとつひとつ

のりこえて


すこしずつ

あかるくなり

あたたかくなる


なにもかも

ゆっくりでも

持てる時を

たいせつに


こんなとき

同じうた

とおくから

響いて

生きる力

戻ってくる