優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

白い鳥

大きな白い鳥

なにを食べている?


不思議な

低くて

響く鳴き声


仲間が次々

やってくる


わたしの

悲しみや

苦しみが

なくなるまで

見届けて


ふんわりと

一羽一羽

飛び立っていった


鳥の優しさに

救われたとき


自由を

許し合う

約束をする


私の飛べない翼

地上で広げて

仲間の

友達のように

ふるまってみる


悠然としたところ

まねをして

へたくそに

羽ばたいてみた


練習したら

飛べるような気がした