優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

ハッサクの木



不思議な絵を
眺めていた


心に浮かんだこと
忘れないように
メモをした


かすかに
きれいな音がして
風も感じた
動き出しそうだった


誰が描いたのだろう
どんな目的で


もう一度
見てみたい


同じことを
かんじるだろうか


ひざをついた
よごれをはらって
たちあがると


あのときの絵に
似た景色
ハッサクの花の
香りがした