優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

小麦色の虫メガネ

わたしのよわいとこ

すぐ逃げたくなる


出口に行くまでに

手にするメモ

走り書き


よわさをみつめて

もう一度


夕立のあと

つれてきた涼しさ

次の日の

爽やかなあつさ


何かのきっかけで

変わることがある

動くものがある


近くのひまわり畑

虫たちと夏

ちいさなやさしさ

みつめながら

わたしの虫メガネ

ほんのり小麦色