優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

日向にて

外に出て

すこしひんやり


日差しは

じゅうぶん

明るくて


悪いところ

とけてしまわないかと

光をあびる


からだのなかに

めぐるもの

感じながら

今をみつめた


長いこと

考えたこと

答えは

みつからないまま


つらいところと

いっしょ

なげださないで

いよう


新鮮な思い

ふと

わいてくる


やさしい

やわらかな風

重く沈んだもの

すこし軽くなり


なりたかったものと

ちがうわたし

許して笑いかけた