優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

助け船

わたしなりの

強い気持ち


生きなくちゃと

あわてて

探すもの


空回りして

がっかり

弱々しく

ため息をつく


悲しみのなか

浮かぶもの


涙の海のなか

見えるものは

おおきな

助け船


信じ続けて

持ちこたえて


すこし

怖いけど

どこまでも

やさしい世界


無垢な気持ち

思い出してみよう




母がいうこと

わたしは

逆らえない


母はすごくて

かなわなくて


母が弱いの

悲しくて


母の言葉

わたしはずっと

集めていた


おかあさん、

すきだよ

ずっと


わたしを

救ってくれたの

忘れない


感謝

突然に変わらない

もう少し

強くなろうかな

だってさ

このままじゃ


力を出してみようと

おもうけれど


力の入れ方

なんだかわからなくて


なかよしの

やさしい

やさしい仲間に

なぐさめられて


とりあえず

いつもどおりの

わたしのまま

考え込む


ダメなことは

だめなんだし

やらなければを

頑張るんだし


泣いてたから

本気出すって

夢の中に現れたの

それなら

よかったのかな


隅っこにきて

眺める世界

不思議を

受け入れて

突然かわらない毎日