優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

母に

母は

おしゃれさんで

わたしの選ぶものが

好きじゃないときも

あった


母が選ぶものが

いちばんだもの


でも

お花だけは

わたしが選ぶもの

すべて

喜んでくれていた


かわいがって

次の年も

とてもきれいに

咲かせたりした


こじれそうな

わたしと母を

つないだお花


お花と母

やさしく

うつくしい母


よく夢で会うのは

わたしが

いつまでも

泣き虫だからかな


母の愛を

わたしは

信じてみたい





すこし違う世界

根性って

よくわからないけど

とりあえず

簡単には

負けないよう

できるだけ

力をこめてみるよ


大いなる愛は

わたしにも

むけられていて


だから

素直に

清く

変わりたいよね


てんとう虫が

おかえりって

腕にとまって

笑顔になったよ


やさしさ

おだやかさ

忘れないよう

昨日までとは

すこし違う世界


一日ひとつ

今でも

知らないことは

多いけれど


とても若くて

何も知らなくて

だから

できたことを

まぶしく振り返る


学びながら

ちいさくなることを

嫌がっていたけれど

もう違う


今しかできないこと

今だからできること

地味でも

生きる道


笑顔が呼べるよう

わたしは

力をふりしぼって

一日ひとつ

つなげてみよう