優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

海と山のそば

いつもより

一枚余分に

着こんで

海と山の町に

出掛けた


雪が舞う

冷たすぎる空


前もってしらべて

来てみたかった神社

帰り道に

立ち寄った


貸し切りみたいに

ひっそりしていて

のびのび

すっきり


古い建物と

赤い実の大きな木


つらかったわたしが

生き返る


なにか

一生懸命

お願いしたのだけれど

今はもう

忘れてしまった


寒くても

行ってみて

よかったな


素朴な和菓子屋さん

はしごして


赤い電車沿いの

大好きな道

懐かしい道


また

あたたかくなったら

行きたいよ