優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

今年の一頁


雲が多い朝
通り抜ける風
暑さの助けとなる


自転車で
駅に
それでも
汗はとまらない


すずしい電車に
ゆられ
緑の多い景色を
ぼんやりながめた


到着後
急いであるくと


戻ってきた
青空と
酷暑
マイボトルの
お茶が冷たい


約束の時間
すぎても
待ち続け
頭痛のたね
無視をした


帰路には
小麦色の高校生が
たくさん


青春の
さわやかな香り


わたしの肌も
焼けてはきてるけど
なんか違うよね


にぎやかな空気の
電車は
楽し気だった


空は
不思議色に
かわって
やさしい夏の日
今年の一頁