優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

お気に入りの絵



田舎のバス停

待つのは

あたりまえ

気長に


ぼんやり

考え事

ここまで

こられただけで

満足して


君が見た景色

同じが

一つ増えた


好きな夏に

したかったんだ


黄金色な光

あたらしさは

ひとつもみつからない


なつかしさに

つつまれて

蝉がじんわりとなく


暑さをさます風が少し

立ち上がって

もう一度

360°ながめた


遠くに人影

バスの時間が近い


思いをカバンに

しまい込んで

こころの深くに

一ページ

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