優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

ちいさい空




雲とおひさまを

撮るのだと

きめていた


切り取れば

ちいさな空に

変わってしまう

悲しさ


わたしの

見ている

そのままを

写してみたい


なんども

なんども

ただ

空を見上げた


意味など

なくて

わきわがる

気持ちだけ

信じてみる


無心になり

なにかつかめた

かもしれない


ちいさくても

ゆったりの空に

微笑んだ