優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

守るのは自分



電車通学を

始めたばかりの

とき


まだ無防備で

よく知らない

隣り合わせの人と

お話しをしたり

していた


席を譲ったり

降りる駅を教えたり

人生について

すこししかられたり


まだ若かったから

すべて信じていたから

できたのかな


いまはもう

だまって

電車に乗っている


みんな

忙しそうで


わたしも

世の中も

かわったのだね


人懐っこい思い出

いろいろな人

守るのは自分



白いふわふわした君



悔しさや

怒りは

いけないものと

遠ざかり


よわくて

ふらふら

なぜハートは

痛むのか


ふわふわした

白い君は


いつも

ひたむきで


だから

わたしも

笑顔としあわせ

やっぱり

さがしてみるよ


いつも

かわいくて

ありがとう


笑顔の理由



すこし

みんなと違うのが

恥ずかしいけど


それでも

よいのだよと

仲間にしてくれた


ほんとうに

うれしいよ


良いところとして

ピカリと

ひかるよう


ていねいに

磨いてみよう


笑顔が

呼べる理由

やっと

気がつけた