優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

雨との間の言葉

雨があがったと

思った


雲が切れて

太陽が輝いた


晴れを待つ気持ち

希望の先


一瞬の青空

不思議な言葉が

やってきた


忘れないように

なんども繰り返す


祈りは

届いていたか

わからないけど


守られること

信じて


また雨がふりだすまで

できるだけ

たくさん言葉をもらう


雨は泣いている

わたしは

もう泣かないで


子猫といっしょ

ふかふか

ぽかぽか


許され

許して

絆がつよくなる




すこしなつかしく



気になるけど

気にしないように


深いところに

沈めた気持ち


ちいさな笑みと

やわらかな空気で

乗りこえようとした


なぜだったのだろう


気が緩むと

うかんでしまう


誰にもしらされないまま


わからないことが

しあわせなのだろうか


新しい思いを

集めても


古いものが

何か語り


まったく

変わってしまわない


すこしなつかしく

すこしあたらしく

いまは

それが精一杯

新しい明日



思い通りでは

ないけれど


よく考えてみたら

納得できて

受け入れてみる


よいことばかりでは

ないけれど

わるいことばかりでも

ないのだね


救いの道が

用意されていて


波立ったきもち

おだやかになってゆく


肩よせあって

あたたまったら

あたらしい明日