優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

違う温度に



やさしさは

片側通行が

苦手


いらないと

いわれたら

悲しみになる


行き場がなくて

にぎりしめて


いつか

わかりあえるのかな

小さく笑う



時といっしょに

かわるものあるなら

願い続けて


おたがい

すこし

よわくなって


こわいところ

けずれたりして


ねじれたあの日

やりなおして


違う温度に

なってみたい

秋の日



あつい秋の日

運動会の声

遠くから


空が高く

すっきりした風


りんごとなし

ぶどうもよいね

食後には


季節の変わり目に

元気をくれる


忙しかったから

我慢した

いろいろ


厳しさがないと

さびしいよ


みんなにパワー

おくるひと

からだが

ひかって

まぶしいから


すぐわかる

隠れていても

ちいさな信念


小さな頃

信じていたこと


大人になって

なんだそんなことと

思ってしまったけど


もう一度

信じてみたくなって


あきらめたり

ばかにしたり

あわてたりは

やめて


ただ

あこがれて

あの日から

また

つづけているよ


命を大切に

思う気持ちに

つながっていて


どこで

教えてもらったか

忘れたけど


怖いもの

増えたことは

悪いことではないかな


祈り続けて

とにかく平和

ちいさなふわふわは

となりで

夢の中


救ったり

救われたり

支えあって