優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

新しい気持ち

朝の光を

みつめて

駅のベンチ


やってきた

電車に乗り込む


若いたくさんの力が

爽やかに

ゆられていた


到着駅のアナウンス

綺麗な声に

心が笑顔になった


乗り換えは無し

長く揺られ

晴れ晴れとした

気持ちで目的地


待つことを

覚え

足りない礼儀

補った

すこし前進の日

忘れない


帰りの電車も

ひとり

乗り合わせた人と

同じ時間

同じ空間


窓から

大きな雲が見えて

緊張から

やっと解き放たれ


新しい気持ち

うまれたこと

確かめて

電車を降り

家まで

しっかり

歩いた



てんとう虫と咲きそうなお花。

うれしい一枚です。

いっしょの時間

あつい空気は

近くから


あたたかくなり

できること


出会いながら

わからなくて

いたけれど


いっしょの時間

持てただけで

幸せなんだね


距離があり

今は

わからなくても


やさしさは

風にのって

運ばれて


さあ

またがんばろうって

思えるんだよ



ぴかっと笑顔

前に頑張ったけど

今は違う


忘れていたけど

だれかが

覚えていてくれて


思いもかけなくて

うれしくて

すこし泣いた


できるか

できないか

わからないけれど

やめないでいるよ


てんとう虫のこと

話したかったけど

また今度にする


冷たい曇りから

ぽかぽかの晴れへ

希望を取り出し

ぴかっと笑顔

眩しかった