優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

すこし笑顔

忘れたいのに

わたしに

しっかり刻まれて


ふれるたび

かなしいのに

どうすることも

できない


目をつぶっても

浮かんでくる

追いかけてくる


覚えているまま

生きる


同じところに

戻らないよう

ぎりぎりで

線を引いて


違う喜び

代わりの贈り物


すこし

ひかえめに

笑顔


前へ



なかなか

元気がだせなくて


子猫と

いっしょにいたり


いつかの

ひかりと木を

思い出したり


ちいさな力

それでも

精一杯


つい振り返って

えがおを

さがしてしまう


あえなくても

不思議なやさしさ

信じて


やすんだり

活動したりで

前へと

ひたすら

進むには

変わらないと

思っていた気持ちも

時間と

経験とで

よくなってゆくね


努力は苦手だけど

無理しても

そのように


ずっとまえのこと

今頃わかったりで

それでも

わたしの力に

なっているから


自分の弱さ

みつめながら

わかろうと

しながら


たまには

後ろ振り向いても


また進歩のあるところ

目指してみよう