優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

秋の再出発


知らないこと

ばかり


夢だけは

大きくて


なにもかも

ちぐはぐ


遠い背中

見失ってから

情熱の炎

ちいさくちいさく


みえない景色を

無理に描く

夢への憧れ


逃げ道から

もとにもどる

勇気


明るく

学びながら

まっすぐにと

顔をあげる


長い時間

熟した思い

秋の再出発

ほがらかに


気持ちが

やわらかくなって

視界も

明るいよ


かたかったとき

いたかったとき

振り返る


うす暗いところ

つめたいところ

ひたすら

光を求めていた


ゆっくり

かわってゆく季節は

自然のなか

美しさで

なぐさめてくれて


動物や虫や

いっしょだねって

わらった


これからも

ちいさな命

気にして


静かなとき

じわりと味わいながら


わたしの喜びを

選んだ道のうえ

ちいさな声で

うたいながら

ほがらかに

かろやかに

思い出を磨いたら


一生懸命を

まちがえて

人の気持ち

曇りにしたのかな?


わたしの気持ちも

なかなか

晴れなくて


それでも

よくなる魔法を

信じてた


離れても

雨が降っても

笑った記憶は

消えないで


思い出は

やさしくて

磨いてみたら

わだかまりが愛に

変わっていった


ぎこちない言葉

とびこえて

心はまっすぐ


時をあきらめないで

いつかもしかして

待つのも

悪くない