優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

盛夏の雲



あのとき

助けられたら

そばにいられたら


夏の夕暮れ

忙しすぎて

見落とした

大事


かぜが

今年もよい香り


きっと今は

笑ってくれている


麦茶を何杯も

のみながら

あつかったすべて

いやしてる


不思議なつながり

信じて


鏡の面影

厳しい声

優しい笑顔


盛夏の雲が

さびしさを

連れ去ってくれる

夏の色



赤いピンクを

かくしなから


何色で

ハートは

調和するのだろう


かざらない

素にちかい笑顔


安心から

はなれないよう

絵の具をえらんでみる


やわらかな絵

ちいさめで

空からの贈り物

ひとつ

のびやかに


みるみる

いきかえっていく

こまりはてた

景色


どこにでもでは

ないから

大切に


優しさの魔法

夏色の

すっきりしたタオル

新しくして

いっしょに

なんでもないことや



なんでもないから

隠してた


はなすことなんて

ないんだと

思ってた


奇抜なこと

面白いこと

派手なこと

探して

必死に

探して


子猫が笑ったとき

もういいよって

いわれた気がした


どこにでも

あるような話

それが

お気に入りなんだ

聞いてもらおう


会話は

どうしたら

たのしくなるのかな


聞いたり

話したり

日常から

こころを通って

ほのぼの