優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

白い鳥

大きな白い鳥

なにを食べている?


不思議な

低くて

響く鳴き声


仲間が次々

やってくる


わたしの

悲しみや

苦しみが

なくなるまで

見届けて


ふんわりと

一羽一羽

飛び立っていった


鳥の優しさに

救われたとき


自由を

許し合う

約束をする


私の飛べない翼

地上で広げて

仲間の

友達のように

ふるまってみる


悠然としたところ

まねをして

へたくそに

羽ばたいてみた


練習したら

飛べるような気がした

平和な毎日


おおきいのに

あんなに

ちいさく見えるよ


どれだけ

高くて

遠いのだろう


手を伸ばしたら

届きそうな錯覚


夢のような

不思議な話


憧れて

追い求めて


勇気が湧く

木の下で

感じたことを

伝えられて


やっとやっと

つながる気持ち


目に見えない

力が

だれかと

だれかに

約束すると


きっと

すべては

うまくいくんだよ


何かが変わる

すぐに変わる

きっかけは突然


平和な毎日が

やはりいい

緑から



信じてばかりでは

だめなことも

あるらしいよ


いつまでも

わからないの

困るよ


眠いのも

すっきりして


よいことが

まっていると

よいな


揺れて光る緑に

かくれていて

笑いの

贈り物落としていった


欲しかったんだ

手に入れるの

難しいんだね


すぐ忘れて

本気にする

これは嘘ではないと

心で感じたよ


信じてみるよ