優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

夏の応援

せっかちで

お人好しだった父から

もらったものは

まだわたしのなかで

生きている


父がいつも誰かを

応援していたこと

あつい夏の日に

思い出す


なにかすこし

誰かのためにと

わたしも

頑張ってみる


みとめられる喜び

きっといつか

祈っているよ


くすぶっていた

弱いハート

ふっきれて

たくましく

新しい道歩き出す




違っていても

厳しさと

弱さと


やさしさと

ひらめきと


いっしょになって

描いた季節


あつさで

うまくいかなくて

いらいらと

もたもたが

くっついても


いびつな力が

不思議な夏を

みせてくれて

救われてしまう


きれい過ぎた絵

ながめて

わくわくが

止まらなかった


眠れないで

赤い火星

眺めていた


明日の朝は

また素朴

探してみよう


違う世界をみながら

認めあう

自分と違う

すばらしいところ


楽しい夏を



未来の心配を

やめてみた


先のことは

どうなるのか

わからないから


決まっているのか

変えられるのか

わからないけれど


おだやかさを

祈り続けよう


刻まれた過去

振り返り

苦笑い


いろんな夏

乗り越えて

あたらしい夏


あの頃に

もどりたいって

もういわないよ

前にすすむだけ


いつもより

おおきいサイズの

ダブルのアイス


いつもは着ない色の

シャツ


いつまでも

上達できない英語


ちいさな変化

とにかく挑戦を


あつい毎日

昔のわたしより

楽しい夏を

すごしてみたい