優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

すこし強い色で

古くから

続く魂の声


ちいさな心の灯は

消えないで

しっかりと

まもられている


水を愛し

人を呼び

学び続け

繋がれたもの


見えすぎる

華やかさを

遠ざけて


すこしだけの

香り高きに

満足する


すこし強い色で

さっぱりと

美しく


同じときに咲く花


桜は

住む近くにも

思わず

咲いていて


花の季節の

素晴らしさを

教えてくれる


やさしい色で

なぐさめられたり

するけれど


とおくから

今年はながめている


同じときに

咲いた花は

桜ばかりではなく


華やかさや

おおきさや

色や

違いながら

みんな

光っている


ちいさなお花

やっと咲けたんだね

あえてうれしいよ


桃色の世界



危険なところ

よくみたら

立て看板


安全なところに

もどって

のびのびと


もう近づかない

まもられて

春の歌


あたりは

桃色の世界

やさしさ

あふれる眺め

さがして


遠くから

いっしょに