優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

自由のとびら

膝に子猫が

やってきた


きのうが

始まりの日


いっしょに

いると

しあわせだね


だれかの

ぬくもり

うそじゃなく

ほんと


ずっと

つめたくて

あきらめて

こごえていた


いっしょのはーと

あたたまる場所で

不思議な光

冬の魔法信じてみる


ちいさなことから

はじめて

ずっと知らずにいた


あたたかな明かり

灯し合う

今までで

一番素敵な日


ひとことが

響いて

自由な扉

眩しく見つめた


守護天使

ちいさくて

不思議なかわいい


クリスマスが近くなると

わたしのところに

やってくる


ささやかな願いは

すぐに


おおきな願いは

ずっとあとに


ドイツの話を

きいて

夢をひとづつ


しっかりした

やさしさ

しあわせが

たくさん

やってくる



オレンジの空

つめたい朝
日の出が
遅くなり


目覚めたばかり
新しい今日
薄暗い中
気持ちも動き始める


朝日が上がる前
深い明かりが
ほんのり色づく


だんだん
明るさがまして
わたしの希望も
膨らんでいく


めらりめらりと
もえるように
昇るおおきな光


目にやきつけてから
その力と美に
だだ祈る


こんなにも
つよいやさしさが
あるなんて


青空と雲よりも
ずっとまえから
すきなオレンジの空