優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

自力



自転車にも

車にも

のらないで

歩いているよ


早くと

速くと

せく気持ちを

おさえて


じっくり

ゆっくり

進んでいる


休んでばかり

イヤになる


時間をかけて

まちながら

いつか

たどり着く夢の町


お守りを信じて

にぎりしめて

少しずつ前へ


見える景色に

なぐさめられて

また前へ


わたしだけでも

味方でいよう

仲良く



大切なことに

気付けないで

遠回りした


近道にしていたら

こんなにも

苦しまずいたかな


分からず屋だから

仕方なかったね


いろいろを

乗り越えて

やわらかくなる


まっすぐで

ひたむきな瞳が

なつかしいよ


お腹のおおきな

土かえるさん

かわいかったな


子猫の

一生懸命に

なみだする


何気ない幸せに

感謝

仲良くして

おだやかに

鏡の私



鏡を

疑っていた


ほんとうは

違うかも


うつるものに

安心できず

不安だった


どこからきて

なにをするのか

わからなかった


幼い頃

よく泣いていた


不安に鈍くなり

少し自由になった


でもずっと

探しているものがある


わからないから

考えるのかも

試してみるのかも


よくなる道をえらびながら

鏡の私

不思議にみてる