優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

木蓮のつぼみ

朝日をいっぱいに

あびて

もえている蕾

木蓮の木


ひときわ

輝く光りと生

まぶしくて

つよくて


底から

力がわきあがってくる


緩んだ寒さ

1日だけ

固い蕾

冷たい風に

ふるえながら

春は

すこし先


咲かせる花を

いっしょに待とう

朝の挨拶

まださむいね

ずっと

蕾つけているのだね



寒さ緩む日



枝に

かこまれた空

冬の模様


寒さが緩んだ朝

こんな春のような日

うれしくなる


寒すぎたのか

花が少なくなって


わたしの体も

負けそうになっていて


ひさしぶりの

やさしい

日差し

きびしさから

解放される


つめたさを

ひとつひとつ

のりこえて


すこしずつ

あかるくなり

あたたかくなる


なにもかも

ゆっくりでも

持てる時を

たいせつに


こんなとき

同じうた

とおくから

響いて

生きる力

戻ってくる



わたしにできること

いつからか

離れたところ


わすれたようで

わすれない傷


こだわらないで

すべて

きれいにと思うと


傘が必要なぐらい

涙のあめ


すれ違う気持ち

たいせつな自分


ゆずれるところ

さがしながら


わすれた

かざらない愛

古いアルバムで

笑っている


しあわせ

わたしにできること

自分を生きる

正義を信じる