優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

水仙のそばで




大切を

選んでいくような

ながれ


未練や

不安や

弱気は


水仙のそばで

忘れることにした


こんなにも

水仙を眺めた冬は

今までなかった


だれかと

にぎやかにを

求めていたけれど


花や空に

こころで夢の話

しずかに

ひっそりと


希望のひかり

忘れず

求め続け


晴れわたる青空

いつもより

ゆったりながめる


寒さを味方に

今だけのときめき


いろあざやかに

わたしに刻んだ


ちいさい空




雲とおひさまを

撮るのだと

きめていた


切り取れば

ちいさな空に

変わってしまう

悲しさ


わたしの

見ている

そのままを

写してみたい


なんども

なんども

ただ

空を見上げた


意味など

なくて

わきわがる

気持ちだけ

信じてみる


無心になり

なにかつかめた

かもしれない


ちいさくても

ゆったりの空に

微笑んだ

たいせつな絆

寒そうな空

流れる形の雲

言わない言葉

気付いている気持ち


無邪気に

はしゃいだりして

変わるのを待つ

疑いの空気


成人式の晴れ着

新しい大人

振り返る

ずっと変わらない

友情


苦しいときも

うれしいときも

気持ちをわけあって

こころをつないだ


とにかく

信じてみる


変わらないままの

飾らない

本当の自分と


ともに笑える

たいせつな絆


ずっと

続けたい