優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

美術館

目にうつるもの

頭で

かんがえても

心は

違う答え


雨が上がったばかり

晴れを待ちながら

美術館へと


古き良きもの

なんだかわからず

涙がわいて


新しい素敵に

心の鐘がなり


高い芸術の力に

澄みわたる秋

喜びで満たされる


帰り道

さわやかな青空と

ただうれしいわたし


思いつくまま

描いてみた

ちいさな絵

素朴すぎて笑った


明日へと

すずしい雨の日

傘のなか

夏の名残

花の少なくなった

ひまわり畑に

足を止めた


心配していた

お腹のおおきな

かまきり


また会えた


嬉しくて

しばらくながめていた


みんな

自然の掟通り

いきている

今を

いきている


つめたい水滴を

その場でうけて

何かの意思を

にじませて


ひたむきに

向き合う

明日へと


報われたいね

とにかく

力を込めて

みんな仲良く


すこし飾って

飾らないでは

もう

いないから


すこしだけ

違うわたしに


不器用にでも

ちいさくでも

輝けるかな


描いた夢は

遥か遠くても

なくさないで

いられたらいい


まぶしさを

素直に

驚いてみて


生きていたら

よいことあるの

信じて行くよ


目指してる本当が

悲しくても

違う本当が

慰めてくれる


自分のため

誰かのため

喜んで

うたをひとりで


さわやかな風

待ち続けていよう